柔術は「技を覚えていく格闘技」

ルミナスではキックボクシングと柔術の2つを軸として格闘技のクラスを提供しています。お越しになる方は全員がキックボクシングは知っているのですが、柔術に関しては全く知らずに足を運ぶ人は珍しくありません。実はこの柔術という競技はキックボクシングとは全然違う特異性のある格闘技なのです、詳しく触れていきます。

1 柔術は体格や運動神経に左右されない
2 格闘技を諦めていたあなたに最適なのが柔術
3 まとめ

柔術は体格や運動神経に左右されない

キックボクシングのメリットとしてパンチやキックは少し教えてもらうとそれなりに形になることが挙げられます。パンチの打ち方を数分教えてもらい、ミット打ちをやってみると『パチーン』と心地良い音がジム内に響き渡り、運動しながら強い快感を得ることができます。

反対に柔術は技を教えてもらっても、すぐ相手にその技が通用することはありません。何度も反復を重ねて技の精度を上げていかないと通用しないのです。そのため運動神経や体格に恵まれていない人でも、コツコツと積み上げていくことで必ず上達しますし、強くなることができる格闘技なのです。技を体が覚えて、然るべきタイミングにその技を出すことが出来て、かつ相手がその技がくると思っていなかった場合にかかるので、はっきり言ってなかなか技はかかりませんが、かかるようになった時の快感はかなりのものがあります。

キックボクシングはやることがシンプルなので、運動神経が良い人はすぐ上達します。そのため運動が苦手な人や、長年運動をしていなかった人はなかなか上手い人のレベルに到達するまで苦しむことが少なくありません。しかし柔術は文科系格闘技と言われるようにロジックで構築されている格闘技。運動神経に左右される要素が非常に少ないのです。

格闘技を諦めていたあなたに最適なのが柔術

TVやアニメ、漫画やYouTubeなどで影響を受け、格闘技に興味を持っても『自分には無理だ。格闘技は運動が好きな人や得意な人が取り組むものだ。』と決めつけて諦めていた人はいませんか？？

そんなあなたにこそ柔術に取り組んでほしいと強く思います。前述したように体格や運動神経に恵まれていない人でも上達することができるのが柔術という競技。事実、小柄な男性が20kg以上重たい人を手玉に取ったり、簡単にコントロールしているシーンを何度も見てきました。また、体格差があまりなければ、数年やっている小柄な女性に、入ったばかりの男性は勝てません。年齢差もテクニックを習得することで、埋めることも可能。そのため何歳になっても続けられますし、何歳からでも始めることができる格闘技なのです。

まとめ

ここまで読んでも柔術を始めるのに不安を感じているあなた。そうですよね、見知らぬ人と取っ組み合うなんて恐怖でしかないですよね。。

でも安心してください。柔術を0から始める人をたくさん見てきましたが、ほとんどの人があなたと同じ気持ちで不安を抱えた状態でスタートをしています。しかし、みなさん未知の世界である柔術に触れることで、良い汗をかき、運動不足を解消し、適度な運動でダイエット効果を得て、ストレスを解消しています。

あなたと同じように格闘技の経験0から始める人がほとんどです。運動が苦手、格闘技なんて本当にできるの？と不安を感じているあなたこそぜひ柔術をはじめて新たな扉を開けてほしいと強く願います。柔術楽しいですよ。まだまだ国内では柔術の面白さ楽しさは広まっていないと思いますが、こんなに面白い格闘技広まらないはずがありません。はっきり言ってキックボクシングだけやっている方が、ジム経営としても無難なんですが、私自信が柔術の虜になっているので、一人でも多くの人にこの面白さを広めたいと思って教えています。