BreakingDownの事故を見て改めて考えたこと

どうも、ルミナス代表の下林です。

今回は、先日『BreakingDown』で起きた事故について、
格闘技ジムを運営する立場として、少し率直に書こうと思います。

ご存じの方も多いと思いますが、
公開計量を兼ねた会見の場で、選手同士のフェイスオフ中にビンタが入り、
転倒した選手がくも膜下出血と診断される事態になりました。

試合は中止。選手は治療へ。
そして運営、出場者、イベントの在り方そのものに、大きな批判が集まっています。


過激さは「面白さ」と紙一重

BreakingDownは、
・短時間
・分かりやすい
・刺激が強い
という点で、爆発的な人気を得ました。

一方で、
煽り
挑発
衝突
ギリギリの緊張感
これらを前提に成り立ってきたのも事実です。

数字を取るために過激になる。
過激になるほど、さらに注目される。

この構造自体は、格闘技に限らず、今のエンタメ全体に共通しています。

ただし今回の件は、
リングの中ではなく、リングの外で起きた事故
しかも、命に関わりかねない診断が出た。

これは「盛り上がり過ぎた」では済まされないラインを越えています。


プロと素人の決定的な違い

この件について現役の格闘技選手が語っていた言葉が、非常に本質的でした。

プロは
・力の加減を知っている
・相手の状態を読む
・試合前に怪我をしない意識を持つ
・仕事としての責任がある

一方で、
素人同士が煽られ、感情を煽られた状態で向き合うと、
「止めどころ」が分からなくなる。

これは、やった側・やられた側の問題というより、
そういう状況を作った構造の問題 だと思います。


格闘技は、本来とても繊細なもの

世間では
「殴る」「蹴る」「強い」「怖い」
というイメージが先行しがちですが、

本来の格闘技は
・ルールがあり
・安全管理があり
・相手への敬意があり
・段階を踏んで強くなる
非常に繊細で、管理されたものです。

だからこそ
「誰が、どんな目的で、どんな環境でやるのか」
ここが一番重要になります。


ルミナスが大切にしていること

今回の件を見て、
「格闘技ってやっぱり危ないんじゃないか」
そう感じた方もいるかもしれません。

だからこそ、はっきり書きます。

ルミナスには、今回のような狼藉を働く人はいません。
そして、今後もそのような方は入会をお断りします。

理由はシンプルです。

ルミナスのコンセプトは
格闘技をやったことがない人が、安心して楽しめる場所を提供すること
だからです。

・煽らない
・競わせない
・怖がらせない
・痛い思いをさせない
・無理をさせない

キックボクシングも、柔術も、
「強さを誇るため」ではなく
「日常を少し良くするため」にやるものだと考えています。


安心安全は、譲れない前提条件

格闘技は刺激的です。
でも、過激である必要はありません

安心できる
安全が守られている
自分のペースで続けられる

その環境があって初めて、
格闘技は「楽しいもの」になります。

ルミナスは誰かを倒す場所ではなく自分を整える場所。

今回の事件を見て不安になった方こそ、
「こういうジムもあるんだ」
そう知ってもらえたらと思います。

これからもルミナスは誰もが安心して格闘技を楽しめる環境 を最優先に運営していきます。

キックボクシング&柔術Luminous【ルミナス】

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