ルミナスではキックボクシングと柔術の2本柱でクラスを展開しています。
キックボクシングは認知度も高く、多くの人が競技内容やルールを知っていますがなかなか知られていないのが柔術。
一見してもなにをやっているのか分かりづらいし、見ていても何が楽しいのか伝わりにくい競技です。
TVなどで目にする機会も少なく、まだまだ知られていない競技である柔術。
その柔術の魅力について語ります。
簡単に分かる柔術のルール
柔術は寝技に特化した格闘技。
そこがよく間違われる柔道と大きく異なる点です。
柔道は投げがキレイに決まれば1本勝ちで試合が決着しますが、柔術では投げはあくまで2ポイントどまり。
試合が終了するには相手からタップを奪うか、相手を絞め技で失神させないといけません。
それ以外は試合終了時に奪ったポイントの差で勝敗が決まります。
ポイントが同点だった場合はレフェリー判定で試合は決着。
※アドバンテージもありますが、分かりづらくなるので今回は省略
引き出しの多さの魅力
柔術の魅力の1つに技の引き出しの多さがあります。
ポジションのシチュエーションだけでもかなりの多さ。
・トップポジションからのアタック。
・ボトムポジションからのアタック。
・トップのハーフガードポジションからのアタック。
・ボトムのハーフガードポジションからのアタック。
・サイドポジションからのアタック
・マウントポジションからのアタック。
・バックマウントからのアタック
ざっと挙げるだけでもこれだけあります。
また上記のポジションから繰り出せる技がこれまた沢山存在をするので、柔術を始めた当初はまず技を憶えていくのが最初のステップとなります。
基本的な技をインプットをし、練習で自然と身体が動き技を繰り出せる様になるまで一定の練習期間が必要となります。
この技をインプットし実践でアウトプットが出来るかトライすることが最初の楽しさにつながります。
もちろん最初から技が決まる事なんてまずありません。
トライ&エラーを繰り返して技の精度を上げていくことが重要です。
技が決まったときの快感
柔術を始めて数ヶ月。
それまでは練習でも良いポジションを奪うことが出来ず、タップをしてばかりだった日から徐々に脱却が出来ていきます。
クラスで憶えた技を何度も試行錯誤しながら試していくうちに、技の精度が高まり相手をひっくり返す事ができるようになるのです。
技が決まったときの快感はなかなか日常では味わえない嬉しさがこみ上げてきます。
出来る技が増えていけばたくさんの選択肢を手にすることができます。
継続するほどに手元に多くのカードを持つことができ、いろんな技で相手をコントロールできるようになると柔術にどっぷりとはまっていきます。
相手からタップを奪う気持ちよさ
最初に述べたように柔術のフィニッシュは相手からタップを奪うこと。
良いポジションを奪い相手の腕を決めたり、首を絞めてギブアップを勝ち取る。
この瞬間のカタルシスが柔術の何よりの魅力でしょう。
柔術を始めた当初は相手にタップをしてばかりの日々がしばらくは続きます。
相手からタップを奪えるようになるにはある程度の練習日数が必要です。
初めてタップを奪った日にはもう1日テンションが上がりっぱなしで終始顔がニコニコになるのは間違いないでしょう。
タップを奪うということは脳内麻薬がドバドバ放出されます。
特に柔術を始めた当初はこの脳内麻薬の量がもう半端ないです。
まとめ
長年柔術をやっているとさすがにカタルシスを感じる瞬間は減ってきますが、格上の相手に対して技が決まったりタップを取れた際には興奮が隠せません。
相手からタップという明確な『まいった』という意思表示をもぎ取る事は何とも言えない快感なのです。
最初はなかなかこの快感を味わうことが出来ないのですが、是非柔術を始めた人はこの快感を得ることが出来るようにトレーニングを継続して欲しいなと思います。
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