行きたいところに行けなくなる

最近ルミナスに入会した50代女性の方と話をする機会があり、なぜキックボクシングを始めようと思ったのか聞いてみたところ・・・

『このままでは、行きたいところに行けなくなるかもしれないから・・』とおっしゃって、とても胸に刺さったのでここに書きます。

1 人間は歩けなくなると老いる
2 ニューノーマルの生活スタイルも老いを加速化させる
3 何歳になっても自身の足で歩ける人生を

人間は歩けなくなると老いる

実はこの女性、介護の仕事をしているんですが、看ている高齢者で、筋力が弱り歩けなくなっていく人をたくさん見てきたそうです。運動を日常的にしていない人ほど徐々に歩けなくなるとのこと。その姿を見ていると将来の自分も同じように老いてしまうのではと恐怖を感じたとのことでした。

筋力が弱り、歩けなくなると好きな場所に行けなくなる。というか行かなくなる。徐々に億劫になるようです。日常の買い物も自分ではこなすことができくなり、行動範囲が狭くなり、そうなると自身で自由に日常を作り出すことが出来なくなる。こうなると人間は恐るべくスピードで老いてしまうそうです。

ニューノーマルの生活スタイルも老いを加速化させる

他にも2020年から始まったニューノーマルの生活様式で足腰が弱くなっている人もいます。テレワークが当たり前となり一切出勤をしなくなった40代後半の男性メンバーさん。最初は通勤が無くなってストレスなく時間も浮いたと嬉しいことだらけだったそうですが、この生活が半年一年と続くとある異変に気付いたそうです。

通勤がなくなり歩く機会が激減したせいで足腰の筋力が低下。また下半身の柔軟性が失われてしまい好きな柔術を楽しむことにも弊害が発生してきたそうです。現在は柔術の練習回数を増やす、意図的にスクワットを毎日することで足腰は回復したそうです。毎日当たり前のようにしていた通勤がなくなると本人も気付かないうちに身体は劣化していくのがよく分かる一例です。