先日3日間に渡り開催をされた『全日本マスター柔術選手権』
毎年お馴染みの大会なのですが、今回も全国から多数の柔術家が参戦をいたしました。この大会は毎年1番の参加者数を誇る大会ですが、なぜこの大会にはそこまで人が集まるのか？また何がそんなに魅力なのか？深掘りをしていきます。
自分の存在を証明する場所
マスター大会は30歳以上の年齢カテゴリー限定の大会です。そのため多くの参加者は仕事をしながら隙間時間を使って普段トレーニングをおこなっています。特に30代〜40代の男性が柔術家のボリュームゾーン。仕事もバリバリしながら柔術も楽しむ。そのようなライフスタイルの人が数多く参加をしているのです。
社会人生活も長くなり、家庭の状況も落ち着いてきて新たに生きがいを柔術に見いだした人たちがはるばる全国から会場に集まります。柔術はアマチュアスポーツですし、まだまだ多くの人に知られている競技とは到底言えません。しかし、この日を目標に決め減量や日々の練習を積み重ねて挑むのです。もちろんおじさんですから腰痛や40肩などの故障とも向き合う悲哀もあります。
日本一のおじさんになれる
全日本という肩書きが付いたマスター大会は日本ブラジリアン柔術連盟が主催する大会ではこの全日本マスター選手権のみです。そのためこの大会には並々ならぬモチベーションで挑む人は少なくありません。もちろんこれを書いている私もそうで30歳を超えてからは定期的に参戦をしています。
なぜなら前述したように全国から同じモチベーションの柔術家たちが集合するからです。年齢を重ねてもまだまだ強くなることを諦めない柔術家達と競い合い優勝をする。これほどやりがいがあり楽しめる大会はありません。そうです、全日本マスター柔術選手権はおじさんたちの天下一武道会なのです。
まとめ
ここまで述べたように全日本マスター選手権という大会は30歳以上の柔術家にとって特別な意味のある大会なのです。今後も全国の柔術家がこの年に1度のこの大会を軸と考えて参戦をするでしょう。またこの大会が続く限り私も試合に出続けようと思います。
他の格闘技と比較してもここまで30歳以上に優しい格闘技はないのではないかと思います。年齢を重ねても試合に挑めるし、同じような気持ちで大会に挑む人たちがたくさんいる。これが柔術が30代〜40代の人たちに強く支持されている理由の1つなのです。
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ルミナスでも柔術を楽しんでいるメンバーさんのほとんどが30代や40代。また格闘技の経験がまったくない状態からキャリアをスタートさせています。
日々の練習を楽しみつつ、週末は気軽に試合にも挑めるのが柔術です。まだ柔術に触れたことのない30代や40代の方は気軽に柔術を体感してみてください。すぐにこの競技のおもしろさに魅了されますよ。
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