先日開催されたRIZIN25のリングでブラジリアン柔術(以下柔術)のデモンストレーションが開催されました。ルミナスはキックボクシングと柔術のジム。大舞台で柔術がフィーチャーされたので触れないわけにはいきません!柔術はまだまだキックボクシングに比べると認知度が低い競技。この機会に解説をしていきます。
リングに上がったのはキッズ柔術家2名と黒帯でRIZINのリングではお馴染みのホベルトサトシソウザ、それとサトシと同門の黒帯であるクレベルコイケでした。ちなみに代表下林はサトシと紫帯で、クレベルとは茶帯のときに柔術の試合で対戦しボコボコにされた過去があります。泣。
今回デモンストレーションで行われたのは競技柔術ではなく護身柔術。護身とは暴漢に襲われたときなどに身を守るためのセルフディフェンスのこと。街中や路上で襲われたことを想定したものですね。相手を傷つけることが目的ではなく、あくまで自身を守ることを第一とした点が特徴です。
ルミナスでは護身柔術は一切行なっていません。クラスでやっているのは競技柔術のみ。競技柔術はセルフディフェンスの概念はほぼ0。マットの上で互いに有利なポジションを奪い合い、最終的には相手の腕や足を極めたり首を絞めてタップを奪うのが目的です。有利なポジションを奪うとポイントを獲得。タップを奪えなかった場合はポイントの差で勝敗が決まります。護身柔術と違いスポーツライクで実戦性は劣るものとなります。
また帯色や年齢、体重でカテゴリーが別れるのも大きな特徴です。他の格闘技と比べて非常に細かくカテゴリーが分けられるので初心者の人や40代、50代の人もたくさん試合に出場をしています。試合に気軽に出場できるのは日々のトレーニングのモチベーションにもつながるのでとても良い特徴であると感じます。
多くの柔術ジムでは競技柔術のみクラスで教えているところが大半です。護身柔術を学べるところはかなり少ないです。ただ元々は護身としての格闘技としてスタートしたのが柔術です。源流を辿れば護身に行き着くことになります。
冒頭で述べたようにまだまだ柔術は歴史が浅く認知度が低い競技です。しかしここ数年で柔術を学べるジムがすごい勢いで増えていますし、ルミナスもその1つ。競技柔術と護身柔術。きっかけはどちらでも良いので多くの人に知ってもらい、さらには取り組んでもらって柔術のより良い発展と競技人口の増加を望んでいます。
キックボクシング&柔術Luminous【ルミナス】
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