反抗期対策としての柔術

ルミナスではキックボクシングと共にブラジリアン柔術（以下柔術）のクラスを日々開催しています。ところで、みなさん柔術ってご存知ですか？？キックボクシングはほとんどの人が知っているのが当たり前ですが、柔術はまだまだ知られていない格闘技。寝技を中心とし首を絞めたり、腕や足を極める関節技を主に用いる競技です。

この柔術という競技。キックボクシングなどの打撃と違い、まだまだ知られていないことにより技を掛けられた相手はどのように対応すればいいのかまったく分かりません。そのため護身術としての側面もあります。実際オヤジ狩り対策として入会された方もいらっしゃいます。

暴れる息子を柔術で制する

先日クラス後にメンバーさんから柔術が家庭でも役に立ったとのお話を聞きました。思春期の息子さんが夜中にゲームをプレイしたいがロックがかかっていて遊べない。友人とオンラインで遊ぶ約束をしているので今日はロックを解除してくれないか？と言われたそうです。

家庭内のルールを破ることはできない。諦めるようにと、そのメンバーさんは伝えたそうですが、納得いかない息子さんは激怒し家の中のモノを投げたりして暴れ出したそうです。口頭で何度か注意したものの納まる気配はなく、むしろリビングのテーブルまで倒しそうな勢いに・・・。これはダメだと息子さんを捕まえて足を掛けて転がし、お腹に体重を掛けて動きを封じたそうです。（柔術ではニーオンザベリーという体勢）

これにはキレて暴れていた息子さんも意気消沈。奥様からは趣味でやっている格闘技が家庭を守ることにもなり、習っていてくれて本当よかったと感激されたそうです。また、それ以降、息子さんは暴れるようなこともなくなり、父親であるメンバーさんに対して一目置くようになったとのこと。父親としての威厳も高まることにつながりました。

今のあなたで大切な家庭を守れますか？

小さいお子さんをお持ちの家庭ではこのような事態になることは、まずありえないでしょうが、歳を重ねるごとにお子さんは成長し身体はどんどん大きくなります。お父さんであるあなたよりも大きくなる可能性も十分にあるでしょう。そんなとき怒った息子が暴れ出した際にあなたは対処できますか？家庭を守れるでしょうか？？少しでも不安を感じるなら柔術をやりましょう。家庭を守るのは一家の大黒柱の責任です。柔術をやらない人生より、柔術をやる人生を選択することによりいつまでも強く一目置かれる父親へとなれますよ。