アメリカはラスベガスで開催された柔術の世界大会『ワールドマスター』日本から多くの柔術家がこの大会に参加をいたしました。中でも注目だったのは初めて試合に挑む岡田准一さん、玉木宏さんの2名。共に日本を代表する俳優なのはみなさんご存知でしょう。今回どのような試合展開だったのか、詳しく触れていきます。
初めての試合が茶帯の岡田准一
大会初日に参戦をしたのが岡田准一さん。デビュー戦が茶帯というレアケース。（柔術の帯は白→青→紫→茶→黒の順に昇帯）初戦はスイープ（下から上の相手をひっくり返し上下を入れ替える行為）で2点を先行するも、相手にスイープをされ同点に。
その後はポイントを互いに取ることができなかったものの、アドバンテージを岡田さんが奪うことに成功しポイント2-2アドバンテージ1-0で見事勝利。初試合で初勝利を奪うことに成功します。
続く2回戦。スイープ、パスガード、ニーオンベリー、マウントと立て続けにポイントを奪われ0-11。最後はマウントポジションから絞められてタップアウト。2回戦敗退となりました。
玉木宏も初戦突破
大会最終日に参戦をしたのが玉木宏さん。こちらは青帯での試合となります。
初戦はポイント、アドバンテージ共に同点のためレフェリー判定にて勝利。続く2回戦は0-2で敗退となりました。
悲願の優勝、ガリットチュウ福島
昨年に引き続きワールドマスターに参戦したのは芸人であるガリットチュウ福島さん。去年は3位入賞、今年こそ優勝すると再挑戦。4回勝ち抜き見事頂点に立ちました。しかも決勝以外は1本勝ち、素晴らしい結果です。
まとめ
日本から参戦した著名人3名全員が勝ち星を掴んだのは快挙と言っても過言ではないでしょう。はじめての試合にも関わらず勝利を掴んだ岡田さん、玉木さん。柔術を始めてわずか2年少々で優勝の福島さん。3名共に普段からハードに練習を重ねていたそうなので、その努力が実った結果です。
岡田さん、玉木さんは是非とも国内でも試合にでていただき柔術界を盛り上げてほしいものですが、さすがにファンが会場に詰め寄せてしまいそうで難しそうですね。
柔術は打撃がなく、年齢や帯色、体重で相手が区分されるので、とても試合に挑みやすい競技です。事実、柔術ジムや競技者は右肩上がりで増加中。当ジムルミナスでも、日々柔術を楽しむ会員さんが増えています。
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