当ジムではブラジリアン柔術をクラスで扱っていますが、体験に来られる方やキッズの保護者から、よくこんなご質問をいただきます。
「空手と柔術って、何が違うんですか?」
「どっちが子どもに向いてるんでしょうか?」
もちろん、どちらも素晴らしい武道です。
ただし、“目指す方向”や“動きのスタイル”はまったく異なります。
ここでは、あくまで比較としてご紹介しながら、柔術という選択肢の魅力もお伝えしていきます。
目次
空手は「間合いを制す」武道
——遠くから、一撃で決める世界
空手は突き・蹴りを中心にした打撃系の武道です。
- 相手との“距離”を測りながら動く
- スピードと正確さが重視される
- 立ち技での決着が基本
このため、**「相手に触れられずに勝つ」**というスタイルが多く、
一瞬の判断力・反射神経・鋭い集中力が求められます。
柔術は「密着して崩す」武道
——近づき、倒し、制する世界
一方、ブラジリアン柔術は、
組んで倒し、コントロールして技を決める“寝技中心”の格闘技です。
- 自分から相手に“近づいていく”スタイル
- 「投げ」「関節技」「絞め技」で相手を制する
- 力よりも“技術とポジション取り”が鍵になる
つまり、空手が「離れて戦う」のに対し、
柔術は「密着して崩す」世界なのです。
比較で見るとこんな違いがあります
項目 | 空手 | 柔術 |
---|---|---|
距離感 | 中〜遠距離 | 超近距離 |
攻撃方法 | 打撃(突き・蹴り) | 関節・絞め技(組み技) |
勝敗の軸 | 一撃で決める | コントロールして極める |
雰囲気 | ピリッとした集中・型の美しさ | お互いを尊重し合う静かな駆け引き |
向いているタイプ | 俊敏さ・瞬間判断に自信がある人 | 考えるのが好き・継続力がある人 |
なぜ私たちが「柔術」を選んでいるのか
どちらが優れているという話ではありません。
ただ私たちは、柔術にしかない魅力に惹かれてきました。
- 力の強さではなく、考える力や工夫で勝てること
- 体力の差があっても、誰もが同じルールで楽しめること
- そして何より、相手を尊重し合う“心の稽古”になること
特に大人の方やお子さんにとって、柔術は**“勝ち負けだけじゃない格闘技”**として受け入れられやすいんです。
「距離の武道」ではなく「関係の武道」
空手が“間合い”の芸術なら、柔術は“密着”の中での対話。
相手をどうコントロールするか——
ではなく、どう自分を冷静に保てるか。
そこには、勝負以上に深い「自分との向き合い」があります。
柔術は、戦い方ではなく、生き方に変化をくれる格闘技なのかもしれません。
体験してみて、はじめてわかる“距離の感覚”
- 相手との距離
- 自分の緊張との距離
- 負けや失敗との距離
柔術では、そういった「距離感」に
自然と向き合うことになります。
だからこそ、多くの方がこう言います。
「こんなに“安心して負けられる”場所があるとは思わなかった」
「強くなることが、気持ちよく感じられる」
そんな体験を、ぜひ一度味わってみてください。

キックボクシング&柔術Luminous【ルミナス】
相模原市緑区橋本6-14-10
TEL:042-703-1880
クラススケジュールはこちら
体験申し込みはこちら
アクセスはこちら
Luminous公式Instagramはこちら
Luminousを詳しく知りたい方必見の公式YouTubeはこちら