2018年の柔術世界選手権が開幕。注目のポイントなどを紹介

毎年恒例、この時期は柔術の世界選手権が開催。

5/31〜6/3まで青帯から黒帯まで順番に試合が行われます。

場所はおなじみのアメリカはロサンゼルス。

トップの柔術家はこの大会に標準を合わせて1年を過ごします。

そんな柔術の世界大会、柔術を始めてまもない人やどのような大会なのかよく分からないかたに向けて解説をいたします。

柔術世界選手権の変遷

柔術の世界選手権は1996年に第1回大会が開催。

当時は柔術の本場ブラジルのリオ・デ・ジャネイロにて開催されていました。

場所は『チジューカ・テニス・クルービ』というごくごく普通の体育館での開催。

そして2004年からは場所をアメリカに移して『ロングビーチ・ピラミッド』で毎年熱戦が繰り広げられています。

ピラミッドという名の通りキレイな三角錐のかたちをしている会場。

ここに世界中の柔術家が集まるのです。

柔術世界選手権に出場するには?

・青帯〜茶帯の出場方法

青帯から茶帯の選手はエントリーをすれば今までの戦績に関係なく世界選手権へ出場をすることができます。

世界ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)のサイトにエントリーフォームがあるのでそのサイトからエントリーが必要となります。

出場に際してはIBJJFと日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)の会員登録が必須となります。

毎年直前に会員登録をして会員証が大会までに届くのかやきもきしている人がいるので早めに会員登録がおすすめです。

ちなみに白帯は世界選手権の開催はありません。

・黒帯の出場方法

誰でもエントリーをすれば出れる青帯〜茶帯と異なり、黒帯は出場をするためには50ポイントを獲得しなくてはいけません。

世界各地で開催されるIBJJFの大会に入賞をすることでポイントを獲得し、そのポイントが50ポイントに達しないと出場ができません。

過去の世界選手権の黒帯優勝者はポイント制度は免除されます。

日本ではIBJJF主催のアジア選手権が毎年開催。

この大会の黒帯の部で優勝をすると翌年の世界選手権の参加資格である50ポイントを獲得することができます。

ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなど各地でIBJJFの大会が行われているので、参加資格を満たすため多くの日本人選手が毎年海外で試合に挑んでいます。

柔術世界選手権に出場の注目選手

今回の世界選手権に関しては格闘技情報サイトの『MMA PLANET』さんが分かりやすくトップ選手の紹介をしてくれています。

興味のある方はぜひリンク先のサイトを見て選手の名前をおぼえたりしてください。

選手の名前と顔が一致してくると関心が高まりますし、より楽しく柔術の試合を見ることができますよ。

柔術世界選手権のまとめ

数年前から黒帯の部はポイント制度が始まり、日本人選手の参加は一時期に比べて少なくなりましたが、1年で1番の注目が集まる大会というステータスは変わりません。

この大会は賞金こそはありませんが、優勝をすれば一躍トップ選手の仲間入り。

世界中からセミナーなどの声が掛かったり、賞金大会のオファーがくるなど優勝することによるメリットは計り知れません。

未だ日本男子は優勝者なし。非ブラジリアンの優勝者は3名だけと、ブラジル人が上位を独占しているのが現状です。

とてつもなく高いハードルではありますが、日本男子選手が表彰台の頂上に立つときが訪れるのを毎年楽しみにしつつ、速報をチェックなどしています。

有料放送で視聴も可能です。気になる方はぜひチェックして世界のトップ選手のテクニックに魅了されてみるのはいかがでしょうか。

 

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