UAEから日本に帰国をしたガーシー氏が警視庁に逮捕をされました。逮捕状の容疑は昨年2~8月、動画投稿サイト「YouTube」で芸能人ら3人を脅したほか、このうち1人の事業活動を妨害し、撤退するよう強要した疑いです。今回、電撃逮捕を受けての今後の身の振る舞い方を、格闘技ジムの立場から発します。
柔術を始める提案は届かなかった様子
3月にガーシー氏へ逮捕状が請求された際に、すぐに柔術に取り組むべきだとブログで提案をいたしました。
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それ以降ガーシー氏が柔術をやり始めたとの報道はありませんでした。こちらの声が残念ながら届かなかったようです。せっかく柔術熱の高いアブダビのすぐ近くに住居を構えていたのに。。いやはや残念です。
人に優しくなれるのが柔術
冗談はさておき、今回ガーシー氏が逮捕された容疑は脅迫です。人を脅すような行為を誰もがアクセスできる「YouTube」において実行したのですから、今回の逮捕は当然と言えます。
多数の人を脅しておきながら、自身の母親に捜査が及ぶと、泣きながら母親は堪忍してよと動画で発信していたのはあまりに身勝手極まりない行為でした。自身の周りに捜査のメスが入ったことで、ようやく人の痛みが分かったのではと推察しています。
そもそも柔術をしていると、このような人を脅迫するようなマインドになることがありません。柔術は常に相手がいないと成り立たない競技。打撃系競技のようにひたすらサンドバッグを打つトレーニングがないので、常に練習相手が必要なのです。
そのため、普段から相手に嫌われるような行為や、振る舞いをしていると練習には当然付き合ってくれません。また、練習においても自分勝手に相手をボコボコにしたり、強引なパワープレイばかりを繰り返しているとスパーリングの相手を敬遠されて、1人ぽつーんと浮いてしまうことになります。
そうなのです、柔術をしていると自然と協調性を養うことができるのです。ガーシー氏も早くから柔術に取り組んでいいれば、今回のような自分勝手な脅迫行為で逮捕されることはなかったでしょう。
まとめ
ガーシー氏がいつ保釈されるか?また今回の事件で実刑の判決を受けるのか?それは私には全くわかりませんが、シャバに出た際はまず柔術を始めることをお勧めします。
事件が完全に終幕し、1人の社会人として再スタートを切る際には、また逮捕されることがないように人への思いやりや、優しさを身につけることが何より大切です。前述したように柔術は相手を思いやることが必須の格闘技。ガーシー氏は柔術を通して、再犯とは無縁の生活を手にして欲しいと思います。
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