朝倉未来VS青木真也は柔術をやっていれば10倍楽しめる!

どうも、ルミナス代表の下林です。

昨日開催された「超RIZIN.5」で、朝倉未来選手と青木真也選手が対戦しました。

結果は朝倉未来選手の1R・TKO勝利。

ただ、この試合を見ていた柔術経験者の中には、途中でかなりドキドキした人も多かったのではないでしょうか。

青木選手が朝倉選手のバックを取り、そこから絞め技を狙い、さらに腕十字へ。

青木真也という日本を代表するグラップラーの怖さが、短い時間の中に凝縮されていたように思います。

そして今回の試合を見て、

「寝技って面白いな」

「柔術ってどんな競技なんだろう?」

と思った方もいるかもしれません。

そんな方にぜひ知ってほしいことがあります。

柔術は見るのも面白いですが、自分でやると格闘技観戦が何倍も面白くなります。

なぜ青木真也がバックを取った瞬間に会場が沸いたのか

格闘技をあまり知らない方が試合を見ると、寝技の攻防は少し分かりづらいかもしれません。

パンチやキックなら分かりやすいですよね。

顔にパンチが当たった。

強烈な蹴りが入った。

ダウンした。

ところが寝技は違います。

一見すると、ただ組み合っているように見える場面があります。

でも柔術をやっている人間からすると、

「そこは危ない」

「バックを取られそう」

「首を守らないと」

「腕十字に切り替えた」

と、見えているものが全然違います。

今回も青木選手が朝倉選手の背後を取った場面がありました。

柔術では、相手の背中を取る「バックポジション」は非常に有利なポジションです。

なぜなら相手から攻撃されにくい状態で、自分は相手の首などを狙えるからです。

だから柔術経験者からすると、

「朝倉未来、これはかなり危ないぞ」

となるわけです。

青木真也が狙った技は柔術でも普通に練習します

今回の試合では、青木選手がバックから絞めを狙い、さらに腕十字も仕掛けました。

もちろんRIZINはMMAなので、柔術とはルールが違います。

パンチもありますし、試合の組み立てもまったく同じではありません。

ただ、そこで使われている寝技の多くは、柔術の練習でも登場します。

バックを取る。

相手にバックを取らせない。

首を守る。

腕十字を極める。

腕十字から逃げる。

こうした攻防を柔術では繰り返し練習します。

実際に自分で経験すると、RIZINやUFCを見たときの解像度が一気に上がります。

「あ、今バックを狙っているな」

「ここで腕を出したら危ない」

「この選手、寝技めちゃくちゃ上手いな」

それまで何となく見ていた数秒間の攻防が、ものすごく面白くなります。

これは柔術を始める大きなメリットの一つだと思っています。

柔術は「殴らない格闘技」です

ただ、RIZINを見て柔術に興味を持っても、

「格闘技ジムって怖そう」

と思う方もいるでしょう。

ここは大きな誤解があります。

ブラジリアン柔術には、基本的にパンチやキックがありません。

相手と組み合って、ポジションを取り、絞め技や関節技を使って一本を狙います。

今回の朝倉未来vs青木真也の試合から、パンチやキックを取り除いて、寝技の部分をさらに深く掘り下げた競技をイメージすると分かりやすいかもしれません。

もちろん格闘技なので身体は使います。

でも、

「顔を殴られるのは嫌だ」

「40代から打撃のスパーリングをするのは怖い」

という方でも始めやすい格闘技だと思います。

大人になってから柔術にハマる人は多いです

柔術は少し変わったスポーツです。

実際にやってみると、力だけではなかなかうまくいきません。

自分より身体の小さな経験者に、何もできずに抑え込まれることもあります。

最初は、

「なんで動けないんだろう?」

となります。

でも技を覚えていくと少しずつ変わります。

今まで抜けられなかったところから逃げられる。

初めて相手のバックを取れる。

習った技が初めて決まる。

この瞬間が面白い。

柔術はよく「身体を使ったチェス」と表現されますが、実際かなり頭を使います。

相手がこう動いたら、自分はこうする。

相手がそれを防いだら、次の技へ移る。

この繰り返しです。

そのため、単純に若くて体力がある人だけが楽しめるスポーツではありません。

ルミナスでも40代から柔術を始める方は珍しくありません。

朝倉未来や青木真也のように戦う必要はありません

ここは一番伝えておきたいところです。

RIZINを見て格闘技に興味を持ったからといって、自分まであんな激しい試合をする必要はありません。

プロ格闘家と一般の方が楽しむ格闘技は別物です。

ルミナスでも、

運動不足を解消したい。

何か新しい趣味が欲しい。

身体を鍛えたい。

RIZINやUFCが好きだから自分でもやってみたい。

そんな理由で柔術を始める方がいます。

大会に出る必要もありません。

強くなることだけを目的にする必要もありません。

週に1回、仕事帰りに柔術を楽しむ。

それでも十分です。

格闘技を見る側から、少しだけ「やる側」へ

僕自身、長く格闘技をやっていますが、自分で格闘技を経験してから見る試合と、何も知らずに見る試合では面白さが全然違うと思っています。

今回の朝倉未来vs青木真也もそうです。

青木選手がバックを取った。

朝倉選手が耐えた。

青木選手が腕十字へ切り替えた。

そこから朝倉選手が脱出して、最後はパウンドで仕留めた。

自分で柔術をやっていると、その一つ一つに意味があることが分かります。

「格闘技って面白いな」

と思ったのであれば、見るだけで終わらせるのは少しもったいないかもしれません。

一度、自分でやってみてください。

もちろん朝倉未来選手や青木真也選手のようになる必要はありません。

週に1回でもマットの上に立ってみると、次にRIZINを見るときには、今まで見えていなかったものが見えるようになると思います。

ルミナスでは柔術未経験の方の体験も受け付けています。

格闘技経験ゼロでも大丈夫です。

RIZINを見て「ちょっと柔術やってみたいな」と思った。

始める理由は、それくらいで十分だと思います。

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