格闘技を見るのとやる場合の大きな違い

格闘技を始めるきっかけの1つとして『格闘技を見るのが好き』という理由が挙げられます。最近はRIZINやK-1の人気を受けて、那須川天心や武尊に憧れたり、40歳以上の方はPRIDEを見ていたや、プロレスを見て自分も何か格闘技をやりたかったという人もいらっしゃいます。

さて、格闘技を見ていたときと格闘技を始めた後では、考えや捉え方が大きく異なってくるケースが多々あります。何がどのように異なるのか?詳しく触れていきます。

こんなにもキックをするのは疲れるのか

格闘技の試合をTVで見ていると『もっと攻めろ!』『激しく打ち合え!』と思いながら見ている人は少なくないでしょう。攻撃をしないと勝てないのになぜ前に出てパンチやキックを繰り出さないのだ?と不思議に思うのは当然です。

しかしミット打ちを3分間やってみるとわかります。ものすごい疲れるのです。

3分動くだけでこんなにも疲れるのかと、体験入会に来られた方はこの事実におおいに驚きます。TV越しではまったく伝わらないのですが、パンチやキックを繰り出す動きはとてもハードなのです。もっと攻撃を繰り出せとTVを見ながら思っていたものの、そんな体力到底続かないことがよくわかるのです。

絞められて本当に苦しいの?

柔術の場合も同様です。格闘技観戦をしていると絞め技で失神しているシーンなどを見てもイマイチ理解ができません。なんで失神したんだろう?と不思議に思う人は多数います。

そんな人が柔術クラスに参加をして絞め技をはじめて受けてみると、みなさんとても驚きます。呼吸ができなくなり、あまりに苦しくてすぐにタップをします。技を受けることで『こうやって気を失ってしまうのか』とその原理原則を身をもって体感することで、心から納得できるのです。

まとめ

格闘技を観戦しているとやったことがない人からすればわからないことが多々あります。前述した打撃や寝技の疑問は格闘技に触れてみるとすぐ解決をします。少し格闘技に触れるだけで、打撃や寝技の奥深さを味わうことができ、格闘技観戦が今まで以上に楽しくなります。

また、格闘技に触れることでトップ選手に少しでも近づいたと自信になりますし、自宅でシャドーボクシングをしてテンションが上がる日も増えてきます。日々が楽しくなり生活にもハリが出ます。格闘技観戦をする人は自身でも格闘技に取り組んでみましょう。

 

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