朝から衝撃のニュースが柔術界に飛び込んできました。日本を代表する俳優の1人である岡田准一さんが柔術の大会に挑戦するとのこと。参加するのはアメリカで開催される世界大会ということで、その本気度がビンビンに伝わる今回の挑戦です。詳しく触れていきます。
世界でも有数の大会に参戦
ワールドマスターは毎年9月頃にラスベガスで開催される柔術大会。30歳以上の選手のみが出場できる大会で、日本からも毎年たくさんの柔術家が出場をされています。
今回、岡田准一さんははじめて柔術の試合に出場ですが、いきなり茶帯での参戦。階級はライトフェザーなので道着を着用した状態で64kg以下がリミット。年齢カテゴリーはマスター3、これは45歳以下の方が出場できるカテゴリーになります。
また同じく俳優である玉木宏さんも今回のワールドマスターに出場。
年齢カテゴリーが同じマスター3ですが、青帯フェザー級での参戦。フェザー級は道着を茶用した状態で70kg以下がリミットになります。
茶帯を保持していることのすごさ
柔術の帯は白帯からスタートし、青→紫→茶→黒の順で昇帯していきます。柔道では3年間部活に励めば、ほぼ全員が黒帯を取得できますが、柔術は黒帯を取るまでに欠かさず練習を継続しても10年は掛かると言われています。
実際、柔術の大会参加者を見ると、白帯や青帯は多数参加者がいますが、紫帯からは参加者の数が急減します。それだけ紫帯以上を保有している人が少ないことのあらわれと言えます。
芸能の仕事や家庭もある中、茶帯を保有している岡田准一さんの柔術への情熱がいかにすごいことなのか。柔術に触れたことのない方にも少しは伝わるのではないでしょうか。
まとめ
多忙な人気俳優の2人がアメリカまで足を運び柔術の大会に出場。おそらく日本だと押し寄せるマスコミの対応や、会場への迷惑を考えて国外での挑戦という選択をされたのでしょう。海外に渡ってでも柔術の大会に参加をしたい。2人の強い柔術への気持ちはまさにあっぱれです。
ワールドマスターまで残り1ヶ月を切りました。大会までの残り期間、おふたりが怪我のないよう、充実した練習を重ねて大会に参加をされるのをいち柔術家として楽しみにしています。
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