前回記事からの続き。
初のサンパウロでの飲食店に入店からの顛末。
最初の記事:ブラジリアン柔術の本場ブラジル。そのブラジルに行ったおはなし。
2つめの記事:ブラジリアン柔術の本場ブラジルに行ったおはなし。日本人街リベルダージ。
目次
メニューがポルトガル語で記載のため全くわからない。。
入店してまず戸惑うのが当然の事ではあるがメニューがポルトガル語で記載されていること。
英語とは全く異なる言語なのでチキンやポーク、ビーフにライスなんて言葉と似た様なものも一切なし。
徐々に生活が長くなるにつれて、自然とメニューが何を意味するのかは分かるようになったので生活の後半時にはお気に入りのお店やメニューが出来るのだがそれはまだ先のはなし。
同行の留学生のH君にメニューを見ながらこれはなに?と聞くも、
それはレバー。それは鶏肉、それは豚肉と最低限の事しか教えてくれないのでイマイチイメージがわからず。
とにかくステーキのようなものを注文。
初のブラジルメシ
サンパウロでの食事は大きく2パターンに分かれる。
・ポルキロスタイルのお店
もう1つはポルキロという独特のスタイルのお店。
ビュッフェ形式で大皿に大量にのった20〜30種類程度のフードから好きなものを自身のお皿に盛るスタイル。
食べたいものを盛って最後にそのお皿の重さをレジではかる。
この重さで料金が決まる。
野菜だけでも肉だけでも重さが一緒なら料金は一緒と日本ではまずお目に掛からないスタイル。
最初はもの珍しくて良く足を運んだものの、ポルキロは比較的割高になることが多くその後は週末などのハレの日のみに行くように。
※良いお値段のお店なら寿司なども有り
・定食スタイルのお店
定食スタイルでメインの食事(牛肉や豚肉、鶏肉)とライス、サラダにフェイジョンという豆のスープがセットになったもの。
1食が4レアル〜7レアルくらいのお値段。
当時2006年のレートで1レアルが確か55円程度。
そのため最安220円ほどで栄養的にもしっかりとしたランチを摂取することが出来た。
今回足を運んだのはこちらのお店。
量が多くて米はパサパサ。口に運ぶのが辛い。。
まず見た目からして量がとても多い。
一般の日本人女性なら間違いなく食べきれない量。
お腹は空いていたがさすがに多過ぎる。。
まずは豆のスープであるフェイジョンを口に運ぶ。
どす黒い見た目からしてあまり美味しくなさそうと思ったが想定した通りに何とも言えない味。
まずくはないけどたいしてうまくもない。
この豆スープをライスに掛けて食べるのが一般的なスタイル。
米はタイ米のようでパサパサ。
2,3回口にすればすぐに飽きてしまうかんじ。
またふりかけのようにライスと豆スープの合わさった上になぞの黄色い粉をまぶして食べる人も。
謎の黄色い粉。ファロファ。
まぶすとこんな感じに。
とても美味しそうには見えないでしょ。。
これが口にするとやはり全く美味しくないのです。
メインのステーキも特に印象に残らないものでした。薄かったのだけよく憶えている。
さすがに残すのは気が引けるので何とか口に押し込み完食。
最初のブラジルの食事は中々苦い思い出に残るものに。
その後の食生活の変化
その後も毎回ランチはほぼ外食。
不思議なもので2週間もすればあれだけまずく感じたライスやフェイジョン、ファロファが難なく食べれるように変化。
むしろ毎日食べないと物足りない状態に。
食事が楽しめる様になりだすとストレスも減り、日々の生活も満足のいくものに変わりました。
毎週水曜と土曜日だけ提供がされるフェイジョアーダ。
もともと奴隷が雇い主の使わなかった肉の切れ端を煮込んで作ったと言われる料理。
ブラジル滞在中はこれを食べるのも楽しみの1つに。
次の記事:ブラジリアン柔術の本場ブラジルに行ったおはなし。【住まいの問題】
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