朝倉未来と闘うクレベル・コイケは何者なのか?対戦経験のある筆者が解説

6/13(日)東京ドームにて開催されるRIZIN28。先日こちらの追加対戦カードが発表されました。今やRIZINのエースである朝倉未来選手と2020年からRIZINのリングに上がり2戦2勝(2S)と噂通りの実力を見せたクレベル・コイケ選手の1戦です。

こちらのカードは発表されると同時にネットを中心に大きく話題に。RIZINで無敗の強さを誇る朝倉未来も今回は勝つのが難しいのでは?との意見も少なくありません。

さて、そのクレベル選手ですが、RIZINでの2試合以外は見たことがないという人が大多数なのではないでしょうか。そんな人たちのためのクレベル選手と戦ったことのある私、下林がクレベル選手がいかに強い選手であるかを簡潔に伝えていきます。

柔術黒帯の卓越した寝技テクニック

クレベル選手の強さはやはり柔術をバックボーンとした寝技の強さにあります。過去のRIZINの試合もチョーク、三角絞めと寝技でのフィニッシュ。過去の試合においても圧倒的な確率でサブミッションや絞め技で一本勝ちを量産しています。

この強さの源となっているのがブラジリアン柔術。クレベル選手は元々は柔術家。最近ではあまり出場をしていませんが、過去には柔術の大会に多数参戦をしていました。私も柔術の試合でクレベル選手と対戦し絞め技で一本負けを喫しています。

柔術の試合に定期参戦していたときも卓越したテクニックで魅了する試合を数多くこなしていました。その柔術の試合の合間にはMMAの試合にも出場をしていたのです。

国内の大会では20年の歴史を持つ団体『DEEP』で主に試合をしていました。数多くの勝利を重ねるもののタイトルマッチには恵まれず。その後海外の団体に主戦場を移しトーナメントを勝ち上がりタイトル戦へ。元UFCファイターのミゲール・トーレスを相手に一本勝ちを納めて見事王者まで登りつめました。

RIZINで一躍注目ファイターに

その後も海外を主戦場としていたため、なかなか国内の大会で試合を見る機会がなかったため知る人ぞ知る強豪となっていましたが、2020年大晦日のRIZINに初参戦をして強豪カイル・アグォン相手に見事な一本勝ちで一躍表舞台に実力者として登場をすることに。

その次の摩嶋戦も1Rは苦戦するものの2Rで下から見事な三角絞めを極めて一本勝ち。今回の朝倉未来選手の相手として申し分んない選手として実績を積み重ねました。

果たして勝つのはどちらなの??

試合はわかりやすい打撃対寝技の攻防になるのは間違いないでしょう。そこで生命線となるのがテイクダウンの攻防。クレベル選手がしっかりとテイクダウンを奪えるのか?ここが肝となるでしょう。クレベル選手が寝技のスキルと比べるとテイクダウン能力が見劣りするのが気になるところではあります。

また打撃に関して朝倉選手の強烈なパンチでダウンを奪われるのか?過去のクレベル選手の試合を見ても今までKOで負けたことは1度もないのですよね。テイクダウンを奪うためにも全く打撃に付き合わないのは不可能なので、ある程度のリスクを取りながら打撃戦を行いテイクダウンを奪いにいく必要は発生するでしょう。これをしつこく3R行う必要があります。

ただ朝倉選手の倒されない能力は抜群なので、簡単に寝かせることはできないはず。しつこく打撃を見せつつ組み合う攻防が時間の大半を占めて判定でクレベル選手が勝利を納めるのではないかと予想しています。

柔術は誰もができる弱者に優しい格闘技

ここまでクレベル選手にフォーカスして書いてきましたが何故なら柔術家である選手に注目が集まるのがシンプルに嬉しく感じるからです。柔術はまだまだマイナーな格闘技。知っている人の方が圧倒的に少ない競技です。そんな競技のトップ選手が日本のメジャー団体であるRIZINにて日本最強の選手に挑む。この流れが最高に痺れますよね。

そのクレベル選手が長年嗜んでいる柔術。ここルミナスでは毎日柔術クラスを開催しています。初心者の人や長年運動をしていない人でも分かりやすいクラスを提供中。先月4月からは柔術を始める人が多数おり、今ならみなさんと同じタイミングでスタートを切れます。

参考記事:4月は柔術目当てでの入会者が多数でした

MMAをやるうえでも必須科目である柔術。ぜひ多くの人にこの競技に触れていただきたいなと強く思います。

 

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