ルミナスのYouTubeでは過去の格闘技における名試合を取り上げて話をしています。当時熱狂的な人気のあった格闘技イベント『PRIDE』での試合を取り上げることが多いのですが、『PRIDE』を代表する外国人選手といえば、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ選手は欠かせない存在でしょう。え、ノゲイラを知らない？そんなあなたにはこれから詳しく説明をしますので、最後までぜひ目を通してください。
下からの寝技で相手を翻弄
ノゲイラ選手はブラジリアン柔術をバックボーンにもつMMAファイター。PRIDEの初代ヘビー級チャンピオンに輝き、PRIDE消滅後はアメリカの格闘技団体『UFC』でも活躍をしました。そんなノゲイラ選手ですが、柔術においても世界大会で入賞をするなど確かな柔術の実績を持った選手なのです。
その寝技を大きな武器にして2001年に『PRIDE』デビュー。相手に投げられたりして、下のポジションになっても両手両足を器用に使い、相手を翻弄する超一流の寝技テクニックで人気を得ました。
下からの三角絞めはノゲイラ選手の代名詞と言えるテクニック。
身体の大き過ぎる相手にも寝技で逆転勝利
いくつも名勝負を生み出したノゲイラ選手ですが、そのうちの1つと言えるのがボブ・サップ選手との対戦です。身長2メートル、体重は150kgの巨体を生かし、圧倒的パワーで相手を捩じ伏せてきたボブ・サップ。
圧倒的なパワーの前に防戦一方となるのですが、ノゲイラ選手は得意の寝技テクニックを生かして、チャンスを作っていきます。詳しくは下記の動画で語っていますので、ぜひ気になる方は視聴ください。
当時、会場でこちらの試合を観戦したのですが、あの時の興奮は20年以上経過した今も忘れられません。
ノゲイラを見ていた人たちが今柔術をしている
当時『PRIDE』を見ていた人たちが20年の時を経て柔術にハマっている現象が多くの柔術ジムで見られます。年齢は40代〜50代の人たち。そうなんです、柔術を楽しむ人は40歳以上の人たちがとても多いのです。事実、ルミナスでも柔術に取り組む人たちの70%以上が40歳以上の人たちです。柔術は中高年に熱く支持されている格闘技なのです。
『PRIDE』を見ていた時は仕事や家庭での立場があり、なかなか時間を割くことができなかった。そんな人たちが仕事や子育てがある程度落ち着いた状況になり、今まで興味はあったけど取り組むことができなかった柔術を始めているのです。
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まとめ
現在では『PRIDE』に変わり『RIZIN』が人気を博しています。時代は変われど格闘技に熱狂する人がたくさんいるのは変わりません。また、ノゲイラは引退しましたが、現在ではサトシ選手やクレベル選手が柔術をバックボーンとした素晴らしい寝技を披露してくれています。
『PRIDE』や『RIZIN』をきっかけに柔術を始める人が少しでも増えてくれれば嬉しい限りです。これほど面白く魅力的な格闘技は無いと断言できます。少しでも興味を持たれたならば、ぜひ勇気を持って近隣の柔術ジムに足を運んで欲しいですね。
もし、あなたのお住まいや職場の近くにルミナスがあるならば、気軽な気持ちで足を運んでください。柔術ほんと楽しいですよ、ぜひ一緒に柔術をプレイしましょう。
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