いよいよ大晦日が近づいてきました。大晦日といえば恒例の格闘技。今年はRIZIN33がさいたまスーパーアリーナにて開催されます。もちろんフジテレビで生放送。観戦をより楽しめるために見所をアップ。
目次
RENA vs. パク・シウ
地上波にて生放送される試合のみ見所を書いていきます。今回は最後の5試合がノンカットで放送される予定です。まずその1試合目となるのがRENA vs. パク・シウ。ノンカット放送では唯一の女子格マッチです。
現チャンピオンの浜崎選手よりもRENA選手の試合が地上波で放送されるのはお茶の間への知名度を優先した結果でしょう。大晦日の格闘技は視聴率を取るのが何より最優先。今年の大晦日の視聴率次第では来年の地上波放送が厳しくなる可能性もあるので、多くの人が認知している選手を出すのが大事です。
前戦の山本美優選手との試合はタックルに膝を合わせての見事なパウンドアウト。久々の試合でしたが変わらない強さを見せての素晴らしい試合でした。
対するパク・シウ選手はRENA選手と同じく打撃を得意とするファイトスタイル。互いにスタンド打撃でのスリリングな攻防になればKOも生まれ幸先の良い放送になるのではないでしょうか。
那須川天心 vs. 五味隆典
来年にはボクシングに転向をする那須川天心選手のRIZIN最後の舞台は10kg以上重たい五味選手とのボクシングマッチに。20歳以上の年齢差があるキックボクサーとMMAファイターがボクシングルールで対戦するという摩訶不思議なマッチメイクが成立するのも大晦日という祭りが生み出す現象でしょう。
今回のマッチメイクは天心選手の対戦相手が全く決まらず、五味選手が急遽のオファーを快諾して実現した1戦。対戦が流れてしまった吉成名高選手との試合が実現していれば。。との思いはあるものの決まってしまったものはしょうがなし。試合後に、来年対戦がついに実現をする武尊選手とのマッチアップについての言及も期待しつつ観戦しましょう。
斎藤裕 vs. 朝倉未来
前回微妙な判定で黒星を喫した未来選手のリベンジマッチが大晦日に実現。赤コーナーは斎藤選手ですが未来選手ありきのマッチメイクなのはご存知の通りでしょう。
前回の斎藤VS未来戦。
運営としては未来選手が勝利をし、来年、王者である牛久選手とのタイトル戦を組みたいでしょうが結果はどうなるのか。前回は未来選手が打撃を効かせたものの、テイクダウンを奪われる展開が決め手となり判定負け。今回も未来選手が得意の打撃をどこまで効かせることができるのかが注目です。
ホベルト・サトシ・ソウザ vs. 矢地祐介
続いてこちらも再戦。RIZINライト級のタイトルをかけて王者サトシ選手が挑戦者の矢地選手を向かい打つ構図。前回の試合はサトシ選手がテイクダウンからマウントを奪い一方的にパウンドを集めての圧勝。とてつもない実力の差を見せつける勝利でした。
それから約1年半が経過しての再戦。ここ最近は非常に良い戦績を残している矢地選手ですが、さすがに相手が悪いでしょう。前回同様サトシ選手がド級の寝技のテクニックで勝利を奪うと予想します。
RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント 決勝戦
メインはバンタム級トーナメントの決勝。当日準決勝の2試合が行われ、それぞれの勝者が決勝戦を戦います。
朝倉海 vs. 瀧澤謙太の勝者と扇久保博正 vs. 井上直樹の勝者が戦うのですが、大方の予想通り決勝は朝倉選手対井上選手の決勝となる可能性が高いでしょう。ただ当日2試合戦う場合は怪我で決勝が戦えないなどのリスクが発生する可能性が十分にあります。
その場合はリザーブマッチとして用意された元谷友貴vs. 金太郎の勝者が代役として決勝戦に出てきます。ワンデートーナメントは過去にもたくさんのトラブルが生まれています。リザーブマッチに出てくる選手が優勝をかっさらう可能性も十分にあり得ます。
まとめ
前述した試合以外にも大晦日向けマッチメイクのシバター vs. 久保優太や裏メインとも言われている萩原京平 vs. 鈴木博昭の対戦など見所の多いマッチメイクが用意されています。
今年はダウンタウンの『笑ってはいけない〇〇24時』の放送はないので多くの方に格闘技を見て大晦日を過ごしていただきたいなと思います。それではみなさん良いお年を。
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