“誰からも怒られなくなった人”こそ、鍛える必要がある

若い頃は、上司や取引先に頭を下げてばかりだった。
理不尽にも怒鳴られたり、悔しい思いをしたりしたこともある。

でも今は、違う。
自分に意見してくる人はほとんどいない。
部下は気を遣い、家族は遠慮し、
誰からも“怒られない”まま日々が過ぎていく。

これは、一見すると理想のように見える状態です。
けれど、その裏側で――
自分の「傲慢」や「鈍さ」に誰も気づかせてくれない
という怖さが、確かに存在しているのです。


なぜ、“怒られない人生”は危ういのか?

怒られる、叱られるというのは、
“他人からのフィードバック”の一種です。

それがゼロになるというのは、
言い換えれば、**「修正が効かなくなる状態」**とも言えます。

ビジネスの意思決定において、
身体の衰えにおいて、
人間関係の歪みにおいて——
誰も止めてくれないからこそ、
自分で「気づく力」が必要になるのです。


格闘技は、身体を通じて“謙虚さ”を取り戻す場所

そんな中で、格闘技が果たす役割は明確です。
それは、“自分の弱さと向き合う環境”を与えてくれること

・技が決まらない
・思ったように体が動かない
・年下の相手に簡単に抑え込まれる

そういった経験を通じて、
私たちは身体レベルで「自分はまだ未熟だ」と実感できるのです。

誰にも叱られない代わりに、
「痛み」や「失敗」がダイレクトに返ってくる。
それは、心を整え直す最高のフィードバックです。


社長や経営者こそ、マットの上で謙虚になれるべき理由

組織を率いる人間が、
実は一番“傲慢”と隣り合わせなのは、経営者自身が一番よくわかっているはずです。

だからこそ、自分を一度ゼロに戻せる場所が必要なのです。
スーツも肩書きも意味を持たない空間。
汗をかき、ミスをし、技術を学び続ける時間。
それが、「傲慢ではなく、強さに裏打ちされた謙虚さ」を育てます。


最後に

人は、ある程度の地位に立つと“自分を律する仕組み”を失っていきます。
だからこそ、自ら進んで「揺さぶられる場」を持つことが重要です。

格闘技は、暴力ではありません。
それはむしろ、自己修復のための儀式のようなもの
そして、何歳からでも、どんな立場からでも、始められる“最高の習慣”です。

誰にも怒られない今だからこそ、
あえて「負ける経験」「未熟さと向き合う時間」を、自分に贈ってみませんか?

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